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WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - イベントレポート
第17回ワーキングマム・プロジェクト
【イベントレポート】ワーキングマザーたちの働き方改革
2017.10.10

【プログラム内容】

WisH株式会社主催

第17回ワーキングマム・プロジェクト

ワーキングマザーたちの働き方改革
~もっと自由に働くために、今からできる3つのダンドリ術~

【講演者】
WisH株式会社 ダイバーシティコンサルタント

堀江聡子

 

今まさに『毎日戦争!』そんな日々を送っているワーキングマザーのみなさま、本当に毎日お疲れ様です。ただその必死な日もいつかは終わりがやってきます。とくに今未就学児のお子さんを持つママさんたちにとっては、それすらピンとこないかもしれません。

そんな大変な時期の終わりがやってくるそのときのために、そして今、目の前に広がるその日々において自分を見失わないためにも『キャリアデザイン』は、自分自身の軸となり、そして方向性を見失わずに済む大切な取り組みです。今の自分に自信をつけるためにも、そして未来の自分の可能性を信じるためにも、必要となるのが『キャリアデザイン』なのです。

今回の研究会では、デザインするために必要になる【時間の使い方】、子育てしているからこそ身につく【マルチタスク力】を【ダンドリ力】へ転換する方法、ワーキングマザーにとって必要な働き方改革とはどんなことなのか? このテーマで、2017年9月13日、弊社セミナールームにて研究会を実施いたしました。

 

今回は、未就学児のお子さんを持つワーキングマザー限定での開催といたしました。そのため申し込み時には、ご自身の悩みはもちろんのこと、同じくワーキングマザーとしてはたらく自社内の人たちへの関わりなど、具体的な質問、課題をびっしりと書かれている方が多数いらっしゃいました。参加されている方は今正に当事者である方々のため、いつも以上に前のめりな空気感が漂っていました。

 


 

日々、ダイバーシティコンサルタントとして、女性活躍推進、そしてダイバーシティの課題に取り組む企業の担当者の皆様への課題解決への取り組み、そして、大学で講師活動、大学生へのキャリアカウンセリングと様々な世界をもちながら、子育てをしている堀江講師より、その具体的な方法についての講義から始まりました。

 

【堀江聡子講師 プロフィール】
WisH株式会社 ダイバーシティコンサルタント / はぐキャリア合同会社 代表

キャリアコンサルタント 女性労働協会認定講師

 

【略歴】
大学卒業後、学生援護会(現;パーソルキャリアに吸収合併)、リンクアンドモチベーション、日立総合経営研修所を経て、女性のキャリアを専門としたキャリアコンサルティング事業を開始。2015年にはぐキャリア合同会社を設立。代表に就任。キャリア相談実績は、5,000人を超える。一貫して企業人事に関わるパートナーとして、採用・育成・制度設計・風土改革のコンサルティングに従事。ターゲットの課題やニーズに応じた研修プログラム開発やプロジェクトマネジメントを得意とする。日本経済団体連合会認定キャリア・アドバイザー5,000人を超える 女性のキャリア相談実績。2017年よりWisH株式会社のダイバーシティコンサルタントとして、活躍中。1児の母。

 

1/「私たち、なんでこんなに大変なの?」の理由を考える

2/長期的視点でこれからの両立スタイルを考えてみる

3/3つのダンドリ力で実現する「私たちの働き方改革」

 

◆━【現代のワーママを苦しめる2つの呪縛】

良き妻、良き母の理想像そして、育ててもらった自分の過去の経験から、無意識のうちにワーキングマザーたちを苦しめる呪縛があります。自分では自覚していないその無意識の呪縛、自身がどんな思い込みに囚われているのでしょうか

 

◆━【時間は有限どう優先順位を付けるのか】

時間を1日から1年へ、これから過ごしていく、これまで過ごしてきた年間に変換するとどれくらいの時間になるのか。その時間を、何に使うのか具体的に考えて見ると、その数は歴然であり有限であることがリアルにわかります。何かをする、何かを優先するということは、何かをやめ、何かの優先順位を下げるということです

 

◆━【これからは信頼残高が仕事に反映する】

いざというときに、周囲が助けてくれる自分なのか。日頃ちゃんとやっている人が「ごめんなさい」というのと、いつもそうでない人が「ごめんなさい」というのとでは、伝わり方も、感じ方も違います。同じことをしても、受け取られ方は異なる。あの人だから、あの人なら、と言ってもらえる自分であることはとても大切。自分の方から周りに目を向けることが大事=「ペイフォワード」

 

◆━【近い将来のなりたい自分を考える】

なんとなくでもOK、遠い未来は考えにくくても、近い将来、近い未来でなりたい自分をとらえておくことは、一歩を進める大きな自信にもなります。そして、今、目の前にある大変なこともいずれ終わることが意識できるようになります。細かくなくてもいいので、方向性だけでも捉えておくことはとても大事です

 

◆━【共働きのメリット】

実際に若くても今は何があるかはわからない時代でもあります。経済的に、お互いに自立していることは安心感をもたらします。また、経済的離湯のほかにも働くメリットは必ずあるはずです。自身の家族の年表を使って、今後の自分の時間の使い方や子供との関わり方をイメージし、【このために今働いている】という理由をシートに記入して持ち帰りましょう

 

 


 

 

マルチタスク力を進化させた3つのダンドリ術で働き方改革を!

 

■ダンドリ術その1 オンリーワン判断力とお願い力

なんでも「私がやらなければ」という意識ではなく、「私じゃなくても大丈夫なこと」と「本当に私じゃないとダメなこと」の切り分けが、限られた時間の中でパフォーマンスを発揮するためには、とても重要な考え方。こんな状況だからこそ、可能なことはどんどん他者に頼る力も大切です、そして、このときだからこそ、意識して実践してみましょう。

また誰かに頼まなければならないことは、先に予告しておいて、余裕を持って実際に託すと、受けてもらえる確率もぐんと高まります。申し訳ないかも・・・という気持ちもあると思いますが、ここは、今できる、今養える力として取り組んでみると、働き方に大きな影響を与える力になります。

 

■ダンドリ術その2 コミュニケーションこそ時間確保

時間がないからと、様々なことを省いてしまいがちですが、一番省くとマイナスになるのがコミュニケーション。時間がないからこそ、その時間を敢えて確保する、ひと手間加えるということはとても大切です。

確認作業や認識の統一にはより時間をとる必要があります。わかっているだろう、きっとこうだろうという曖昧な判断は、かえって仕事を増やす結果に繋がります。

また職場では日頃、ため息をついたりイライラしたりと、ついそんな姿を見せてしまっていませんか? 周囲の人たちから「余裕がない人」と見られると、「あの人大丈夫?」という判断をされてしまいます。できれば普段から「困ったときはお互い様」精神を発揮して、日頃から誰かを助ける存在であること。そうすると自分が困ったときにも頼みやすくそして助けてももらえるようになります。そしてそれが自分の働きやすさにも繋がるのです。

みなさんもう既に、依頼された仕事の納期はその場で確認するということは意識していると思います。そこにもうひとつプラスアルファで、「求められているレベルの確認」は実践していますか?「いつまでに」「何を」「どのレベルまで」の3つを確認しておくと更に良いですね。特に「どのレベルまで」は相手によって求めるレベルが全く違ったりしますので要注意。これを前もって確認しておくことで相手にも安心感を与えることができます。

 

■ダンドリ術その3 自分のキャリアのための時間を持つ

自分のための時間!というと「そんなの無理です!」という人もよくいらっしゃいます。今はそんなこと考えられない!忙しくて、そんなことしている暇はない!落ち着いたらします!などなど・・・。でも、ただ何もしなくても時間は過ぎていきます。年齢は重なっていきます。1年が過ぎるほどに残りは短くなる。

今だからこそ、自分の5年後・10年後を考えて未来に繋がる時間を確保しましょう。自分たちが、居心地良く、更により良くなるためのことに(会社の企画など)積極的に関わっていくこともまたひとつの手段です。

仮に今後転職や独立など、会社から離れることがあったとしても、それまでの行動で、会社との信頼関係が構築されていれば、良い関係が続き、困った時にサポートを得られるかもしれません。会社(組織)だけではなく、今一緒に働いている仲間(上司・同僚・部下)、クライアント先、関連会社、そんな関係づくりをしていくことが今後の自分にとってとても大事になります。

 


 

終わりに

女性活躍推進や働き方改革は差し迫った問題として、また日本国家としての経済政策としても打ち出されています。また労働人口減少やAIの台頭でなくなっていく仕事等の影響で、おそらく今育てている子どもたちの世代のキャリアは大きく変わっていくでしょう。1社だけの就業で人生を終える人は少なくなっていきます。私たちだから伝えられることがあり、それは私たち、ワーキングマザーの強みなんだと思います。

「目の前のことに追われ、悩んでいたこともあり具体的に改善していく方法が見えてよかった」「今日聞いたことを持ち帰ってさっそく、自社の子育て真っ最中のメンバーへ共有して聞きたい」等、受講者満足度の高いセミナーとなりました。

講義終了後も、同じ時間を過ごした参加者同士での話や、自身の経験や実践に基づく講義、そしてリアルで取り組みやすいアドバイスを提供した講師の元に、長蛇の列ができるなど、いつも以上に熱気のある研究会となりました。

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