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WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - 対談
「組織ワーママ×独立ワーママ」
Hitomiさん
(仮名)
ワーママ・リアルトーク
「キャリアと働き方は、自分が決める!」
2017.11.14
Guest Profile
Hitomiさん (仮名)

◆プロフィール

Hitomiさん(仮名)

大手精密機器メーカー勤務・2人の女の子(ともに保育園児)のママ

子育てしながら国内外への出張もこなすパワフル系ワーママ

■キャリアは、経験しながら見つけていくもの

 

堀江;子供が居ながら国内外出張って、なかなかバリバリお仕事されているイメージですが、これまでどんなお仕事をされてきたのですか?簡単に職歴を教えてください。

 

Hitomiさん(以下敬称略);はい、まず就職活動まで遡ってお話しすると、最初に海外とのやり取りができる仕事に興味を持って海運業を第一志望に絞って就職活動をしました。でもこれがかなり狭き門で(笑)。なかなか内定が出ず、苦戦しました。今度は海運業の周辺にはどんな仕事があるか、その繋がりで探していくと、海上の石油タンカーと地上の貯蔵施設を繋ぐマリンホースを製造している某大手タイヤメーカーに辿り着きました。車とかタイヤとかには全く興味が無かったけれど、海外とのやり取りができるという理由で、なぜか役員面接も通りました(笑)。

そこで念願だった海外営業ができる!と意気揚々で入社したら、配属は情報システムの部署。いわゆるSEのお仕事でした。一日中パソコンに向かってひたすらコーディング作業する毎日。コーディングも嫌いではなかったけれど、人と話したい・外に行きたい・私には向いてないという気持ちがどんどん大きくなりました。そんな様子を見かねて3年目のとき、当時の上司が地球一周するような規模の海外出張に連れて行ってくれることになったんです。そこで資料の翻訳をしたり、海外の拠点長に直接プレゼンをしたりという体験をさせてもらうことができて、「営業じゃなくても、“翻訳”という立場なら海外と直接やり取りできる」ということに気付き、とてもやりがいを感じました。


 

堀江;語学はもともと得意だったのですか?語学の勉強をしていたとか?

 

Hitomi;いえいえ、商学部出身です(笑)。ただ学生時代のアルバイトで塾の先生をしていて、その中で英語の勉強をする機会がかなりあったんですよ。それで英語が得意になったというか。

その海外出張がキッカケで、本格的に翻訳メインの仕事をしたいと思い、転職を決意しました。次は某カメラメーカーに転職しました。主に製品の取扱説明書の翻訳をする仕事です。でも中に入ってみるとこの会社の場合は、日本語担当と外国語担当が分かれて仕事をする分業制を取っていたんです。確かに希望していた翻訳の仕事ではあったんですが、やっているうちに日本語の方を直したくなる箇所があったりするんです。私がやりたいことは単に言葉を別の言語に変換したいんじゃなく、日本語で伝えたい内容やニュアンスを、どう英語で表現するか?とか、日本語でも英語でも相手に分かりやすいものにしたいというような創意工夫が求められる翻訳がしたいんだ、ということに気付きました。そこで翻訳のやり方までこだわって探しているうちに、現在の勤務先である精密機器メーカーに行き着いた訳です。


 

堀江;なるほど。翻訳の仕事といっても、そのやり方は会社によって違うんですね。確かにこういうことは実際に仕事をしてみないと気付けないことかもしれませんね。

ただお話を聞いていると、ずっと一貫してメーカーですよね?翻訳のシーンはもっと多岐にわたると思うのですが、そこにもHitomiさんはこだわりがあったんですか?

 

Hitomi;そう言われてみればそうですね、今気づきました(笑)。無意識ではあるけれど、やっぱり日本の優れた技術だからこそ、海外にも広めたいと思っていたんだと思います。しっかりとした製品があってこそ、それをどのように使うか多くの人に広めることに役立っている実感はありますから。そう考えると他の業界には、なぜか興味なかったですね。

 

堀江;そう、その「なんとなく」って実は大事だと私も思うんです。私も日頃就職活動している大学生と関わることも多いのですが、「なんとなく好き」とか「なんとなく嫌」って、人に解るようには上手く説明できない。だけれど、自分の無意識の中で結構大事な要素だったりすることもあるんじゃないかと。

私も自分がなぜ20年近くも一貫して「企業とそこで働く人」に関わる仕事をしているのかって考えると、やっぱり元々興味があったんです、「社会で言われる、優秀な人材ってどんな人なのか?」ということに。

私の場合思春期に、母親が長年の夢だった飲食店をオープンさせたことが「働くこと」のすべての原点になっているんです。そこで発生する一連の「お客様からお金を頂く」ための仕事に打ち込む、母の姿を目の当たりにしました。「お金を稼ぐって、こんなに大変なことなんだ」「相手に価値を感じてもらわないといけないんだ」「ごちそうさま。美味しかったです。ってお客様に言って貰えることがこんなに嬉しんだ」と感じたことが原体験になっています。そのことから、どうせ同じ時間働くなら「あなただから」とお客様に言って頂けるような仕事がしたい!と思うようになりました。


 

■ワーママになってみたら、過去の自分にドロップキックしたい(笑)

 

堀江;お仕事内容は自分がやりたかった分野で、やり方にもこだわってお仕事できているようですが、働き方についてはいかがですか?またママになってから働き方って、どう変わりましたか?

 

Hitomi;今の会社は、働き方については実はかなり先進的な取り組みをしています。数千人を超える全社員が共通のモノサシを用いて、一人ひとりの仕事の成果や貢献度をしっかり見える化しています。毎月初めに自分の職位に応じた目標値が設定されて、月末までにこの目標値をいかに効率的に達成するか全社員が求められるんです。自分の部署の中だけでなく、他の部署とも有機的に関わり合うことが求められ、組織の壁を超えて行った仕事もきちんと実績値として加算してもらえます。


 

堀江;数値ではっきり出てしまうんですね!それはすごい仕組みですね。そういう制度はママになる前からあったんですか?

 

Hitomi;いえいえ、二人目の育休から復帰したら、こんなシステムになっていて驚きました(笑)。最初はかなり戸惑いましたね。時間が短い中で働くママに容赦ないなって(笑)。でも今となっては、「先に帰るけど、やることはやってます!」と堂々と言えるので、その点はとても精神的には楽ですね。職場のお荷物なんじゃないか、周囲に負担を掛けているんじゃないか、みたいな罪悪感とか後ろめたさのようなマイナス思考にはならなくて済んでますので。

 

堀江;じゃあそのシステムが導入される前に、「あの人すごく仕事してるな」とか「あの人あんまり仕事してないんじゃ?」なんて思ってたことが、白日の下にさらされている状態になっていたということですよね?

 

Hitomi;そうですね、まさに「なんとなく」感じていたことは、数値で仕事量や価値が明確になったことで、概ね「やっぱりね」という結果です(笑)。意外にいつも「忙しい、忙しい」って言っていたオジサマが金額にしてみたら・・というケースはありましたけど(笑)。

 


 

堀江;実際に子供がいると、急に熱を出したり行事が有ったりと、仕事への影響も少なくないと思いますが、そのあたりは?

 

Hitomi;先ほどの成果が数値で見えているので、逆に時間のコントロールはしやすくなったかもしれませんね。子供の状況に合わせて有給使ったりしています。在宅勤務制度もあることはあるんですけど、現段階では運用ルールがまだワーママの現状に沿ったものではなくて。今にも吐きそうな子供を抱っこして仕事をしても、やっぱり効率は良くはありませんからね。そのあたりはまだ休んで対応しています。そういうことも含めて、自分なりにやり繰りしてなんとかしていますね。

 

堀江;出張の時は?ご主人が協力してくれているのですよね?

 

Hitomi;1人目の育休の時は、「家にいるのは私だから、家事も育児も全部やるのが当たり前」って私自身が思ってしまっていたんです。その延長で復帰してからも、二人目育休のときもほぼワンオペでした。でも二人目育休復帰の直後に、夫に直訴したんです(笑)。二人ともフルタイムで稼いでいるのに、私だけ家事と育児を全部負担するのっておかしくない?って(笑)。その話し合いから夫も協力的になりましたね。元々彼のお母さんもずっと仕事をしていた人だったので、自分のことは自分でするみたいな、そのあたりの感覚はある人でした。なので現在ではお互いの仕事のスケジュールとかも相談し合って、子供の送り迎えとか家事は分担するようにしています。


 

堀江;やっぱり夫の協力があってこそ、ですよね。

他に、時間の使い方とか仕事で工夫するようになったことなど、ワーママになって変わったことってありましたか?

 

Hitomi;時間の使い方については、もう、それまでがいかに甘えていたか、痛感しましたね。自分の思うように時間が使えた過去の自分に、ドロップキックしたいくらいです(笑)。あの頃ももちろん必死にやっていたつもりではありますけど、仕事終わってなくたって、「あともうちょっとで終わるのに」っていう状態だって、パソコン閉じなきゃならないのが、ワーママ。だからこそ、後ろの時間を意識するだけで、1日の効率的な仕事の仕方を常に意識するようになったし、しかも先ほどの話の通り数値で成果が見えてしまうので(笑)、しっかり成果に結びつけるために何が必要で何が必要でないかも、いつも考えています。

でも昨年から部下を持つようになったのですが、部下の育成ってなかなか成果に結び付けてあげられないなぁ…って感じることも多いですね。これからは私個人じゃなくて、チームとしてという意識も必要になるので、それぞれの得意分野とか特性とか、そういうことも見極めながら仕事を依頼して、その成果を全員が同じように…とはなかなかいかないのが現実です。周囲も巻き込んで環境整備することの大切さも学びました。まさに修行中ですね。


 

 

■これからの私たちのキャリア・働き方

堀江;ではこれから先のことについてですが、ご自身のキャリアとか働き方については、どうしていきたいとか、何か考えていることとかはありますか?

 

Hitomi;そうですね。やっぱりどうしても子供の体調が悪い時も、多少無理にでも預けて仕事に行かなくてはいけない。今は会社員ではあるけれども、フリーランスという働き方も捨てきれてはいないんです。だからこそ社外に出たとしてもやっていけるだけのポータブル・スキルを身に付けようと意識してる部分はありますね。ただまぁそんなに簡単に辞められる立場ではなくなってきているし、チームの採算の責任があって、チームメンバーを養っていかなければいけない立場ですから、簡単には投げ出せないから難しいですけど。


 

堀江;個人的な意見ですけど、私はもっと社会全体の働き方が自由になったら良いんじゃないかって常々思います。「会社とその社員」という縛りじゃなくても、フリーランスとして今の職場からお仕事をもらって、成果を返して対価を得る、というような対等な関係がもっと広がってもいいんじゃないかと。そうすると会社側の無駄な労務管理の責任もなくなるし、個人としてもいろんな企業と取引ができて自分の市場価値も上げることができる。機密保持の部分さえちゃんと契約を結んで信頼し合えれば、いろんな問題がクリアできそうに思っているんです。

 

Hitomi;そうですよね。本当に他社のメーカーのやり方とかは勉強になることも多いんです。「そんなふうにやってるんだ」っていう発見がありますから。ただ日本のメーカーはまだまだ保守的ですから(笑)。特に技術の漏洩になるとかのリスクを心配しちゃうんですよね。

 

堀江;確かに莫大な時間とお金と労力を投資して得た技術ですから、漏洩のリスクには敏感にはなりますけどね。でもちゃんとそういう最低限のルールを守れる信頼関係さえ築くことができれば、両者がWin-Winの関係になれると思うんです。

 

Hitomi;一応今の会社も、副業OKなんですよ。全く同じビジネスの競合でなければOKみたいです。ですから私の仕事の中でも翻訳や校正については個人的にも資格を取ったりして勉強しています。会社員をやりつつもクラウドソーシングとかを使って、直接間口を広げて自分の価値を高めていけたらな、って。

やっぱり、何かあった時には子供のそばにいたいと思うじゃないですか。普段はあまり罪悪感とかはないですけど、さっき話が出た子供の体調不良とか、小学校に上がったりする環境が大きく変化するタイミングとか。

あとちょっと怖い話になってしまうんですが、実は身近で小学生の女の子が事件に巻き込まれてしまったことがあったんです。娘と同じ保育園の卒園児の子が、他県に引越しした先で、登校中に誘拐されて殺されてしまった事件でした。未だに保育園の玄関にその子が卒業制作で書いた「将来の夢」が残っています。そういうことがあると、やっぱり親としては心配になるじゃないですか。特にうちは二人とも女の子ですし。


 

堀江;子供が巻き込まれる犯罪は、本当に胸が痛みますよね。母親になると特にダイレクトに精神的ダメージを受けます。もちろんそんなことまで心配し出したらキリがないし、子供が犯罪に巻き込まれる確率は、母親が働いていても働いていなくても差がある訳ではないでしょうけれど。

 

Hitomi;そうですね。ただやっぱり何かあった時、すぐに駆け付けられる場所にいたいというのが本音です。もちろん犯罪だけではなく、地震とかの災害も含めて。心理的なものかもしれません。

 

堀江;時間と場所の問題は、ワーママにとって大きな課題ですね。私のような独立してフリーランスで仕事していても、やはりお客様のアポイントとか打合せとかでは外出は普通にありますからね。ずーっと家にいて出来るという訳でもない。もちろん時間と場所に縛られる会社員よりは、自分でスケジュールを調整できるので、格段に自由はありますけれどね。

 


 

Hitomi;在宅で仕事する上での難しさってありますか?

 

堀江;私の場合は、厳密にいうと自宅では出来てないです(笑)。家のリビングとかにいるとどうしても、「洗濯物が…」とか「そう言えば、あれが無くなったから買わなくちゃ…」とか考えてしまうので(笑)。なので外出の予定が特に入っていない日でも仕事の資料とパソコン持参で、カフェやコワーキングスペースに行って仕事してます。仕事以外何もできない環境を、自分で作ってる感じですかね。

 

Hitomi;自分で自分を管理するのも、難しいことなんですね。

 

堀江;独立するには、やっぱりある程度自分を律するというか、そういう力が無いと難しいですね。起業の先輩の話を聞いていても、かなりみんな意識して自分にルールを化しています。そうでないと「子供が小学校上がるから」「体調が悪いから」って仕事を減らし始めると、やっぱりどんどん甘えが出てきてしまう。だれも注意してくれる人はいませんから(笑)。あとは収入が減っていくだけ。そのあたりはとてもシビアですよ。仕事をくれたお客様や取引先から声を掛けて貰えなくなったら死活問題ですから。

 

Hitomi;そうですよね。代わってくれる人はいないんですものね。

 

堀江;そうなんです。自分がやらなきゃ、何も始まらない訳ですから。そういう観点からすると、やっぱりある程度の収入を確保するには、会社員であれフリーランスであれ、トータルの働いている時間はだいたい同じだと思いますよ。時間の裁量を自分で決められるかそうでないかの違いだけかもしれません。子供を寝かしつけてから、メール対応したり資料作ったりとかは普通にありますから。それに自分の体調管理にもかなり敏感になりました。まさに体が資本。自分が倒れたら、売上ゼロですからね。有給もありませんから。


 

Hitomi;なんだか徐々に会社員の良さも実感してきました(笑)。私にとっては仲間の存在も大きいように思います。何か判断に迷ったり、行き詰ったときに相談できる同僚は欲しいかなって(笑)。

 

堀江;そう、それは本当に大事ですよ。自分の取り組んでいる仕事について、同じレベルや温度感で話ができる相手って、ほぼいませんから(笑)。会社員の良いところは同じ立場の同僚がいたり、似たような経験がある上司がいたりすることで、そこから学べることもたくさんあるんです。まぁ、若干煩わしいことともセットにはなりますけど(笑)。

 

Hitomi;話し相手がいるって、大事ですね。育休中もかなりそれは思いましたけど(笑)。

 


 

堀江;私もそれが実はいちばん辛かったかもしれません。スーパーのレジの人に「赤ちゃん、何カ月?」って話しかけられただけでかなり嬉しかった(笑)。それ以外、夫が帰ってくるまでまともな会話なんてありませんからね。

 

Hitomi;育休復帰の時なんて、本当に嬉しかったですよ(笑)。まともな会話ができる!あったかいごはんが食べられる!好きな時にトイレ行ける!(笑)。自分の思った通りに物事が進められることが、本当に嬉しかった。仕事が本当に楽しかった。

 

堀江;自分が経験してみて、育児って本当に大変だって実感しました。それまで全く周囲に赤ちゃんがいない環境だったので、分かっていなかったんです、赤ちゃんがどんなものかって。正直、舐めてました。本当に、ごめんなさいって感じです。私もその当時の自分はドロップキックしたいかも(笑)。

寝れない、意思疎通ができない、思うように物事が進まない、この連続の中でいることを、幸せと思ったり楽しんだりできる、世のお母さんたちって本当にすごいなって。

 

Hitomi;私も、ネットのキラキラしたお母さんたちが眩しかった(笑)。

仕事でもそうですけど、ロールモデルがいないとか、逆に「あんなにバリバリやらないと、両立できないのか」と思われてしまうとかあるじゃないですか。でも仕事の状況とか立場とかだけでなく、育児を手伝ってもらえる環境かとか、パートナーの働き方とか含めると、全く同じ状況の人なんていないですよね。結局、ロールモデルってキリバリでいいんだと思うようになりました。「あの人のこういうところ」「この人のこんなところ」って、自分で都合よく作っていかないと、いつまでもロールモデルなんて見つからない(笑)。

 

堀江;私もお客様先で、ロールモデルの話題が出ることが多いのですが、それを言えるのは「入社3年目まで」って言ってます(笑)。それかそもそも女性社員が30代以降みんな辞めてしまっているか。続けられる環境なのであれば、どう両立するか・どうキャリアを積んでいくかは人それぞれで良いんです。

 

■娘たちに伝えたい、仕事との向き合い方

堀江;たまたま二人とも子供はみんな女の子なので、敢えて聞きたいのですが。将来娘たちが就職活動する時、「どんな会社を選んだらいい?」「どんな風に働くのが幸せ?」って子供に意見を求められたら、Hitomiさんだったら何とアドバイスしますか?

 

Hitomi;そうですね…。かなり難しいテーマではありますが。

でも、まずは「自分がやっていて楽しいことを見つけること」と伝えますかね。「何をしているときに楽しいと思うか」と、「それで食べていけるのか」の2軸ですかね。この掛け合わせのものを選んでほしいですね。定番かもしれませんが、楽しくないとやっぱり頑張れないと思うんです。


 

堀江;もしそれが見つけられていなかったら、とりあえずどっかに就職しなさい、って言いますか?

 

Hitomi;それはたぶん言わないですね。どこかに属していることイコール安定ではない世の中になっていると思うので。形式にとらわれずに、会社員じゃなくても、それこそ自分が食べていけるだけのお金が稼げるなら、それはそれで良いんじゃないかと思います。もっと手前にやりたいことが見つけられたのなら、無理に大学とか行かなくてもいいとも思っています。その道に突き進んでいった方がむしろ良いと思いますね。

 

堀江;そうですね。確かに娘たちが社会に出る頃には、もう100年ライフになっていて、今の働き方では立ち行かなくなっている。嫌いなことをイヤイヤやって我慢して、大企業に所属していてもその関係はすぐに破綻します。少しでも好きなこと、夢中になれることなら、頑張れるし成長もできる。だからこそ組織に貢献できる人材に育っていく。自分の好きなことを見つけられる子に、育てていかないと、ですね。

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