• WisH
  • Woman is Happy

WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - イベントレポート
WisH主催 目からウロコセミナー
【イベントレポート】多様な人財を活かし、
ライフワークシナジーを生み出す現場マネジメント
2018.07.24

【イベントレポート】WisH株式会社主催 女性活躍推進HRDセミナー 2018年06月06日

 

多様な人財を活かし、ライフワークシナジーを
生み出す現場マネジメント

 

~キャリア支援力×コミュニケーション力を高めた行動が、
                真の「女性活躍」を促進する~

 

【講演者】チェリッシュグロウ株式会社 森川 友晴(WisHプロフェッショナルパートナー)

 

「女性活躍推進」の必要性が広く認識され、各社様々な活動が行われる中、
後ろ向きな声や不安が後を絶たないという声も多く聞きます。
女性活躍推進を1つのきっかけとし、結果「誰もが」いきいきと働けるよう
男性も女性も行動レベルで「自分事化」させられるよう

女性活躍の促進が進まない背景・進めるポイント、
マネジメント層のマインドセットの先にある、
個々の活躍を促進させる上で必要なスキルをご紹介しました。

 

【講師紹介】
チェリッシュグロウ株式会社 森川 友晴
WisH プロフェッショナルパートナー

◆経歴
1994年 東洋大学社会学部社会学科卒業
1994年 モスフードサービス株式会社入社
店舗において5年間店長職に従事。その後主任として4年間人事部において
人員計画策定、 採用全般、メンタルヘルス対応を行う。
また、人材開発部:モスヒューマンアカデミーに
エデュケーターとして異動した後、加盟店教育に従事。
2007年12月同社を退社
2007年 アルー株式会社入社
グローバルソリューション部においてマネージャー職に従事。新商品の開発、
企業研修向けカスタマイズの作成、講師育成、研修講師を行う
2012年 フォーリーフクローバーを設立し、代表取締役に就任
2016年 チェリッシュグロウ株式会社に社名変更

 

1、「誰か」から「誰もが」へ、施策を進化させるには

今回のセミナー冒頭では、参加された企業様の実際に行っている女性活躍推進や
ダイバーシティ推進の施策状況、うまくいっていること・難しいことは何かを
共有していただくことから始まりました。


 


 

各社、様々な取り組みを行っています。

施策を実行し、参加者からどのような発言がでたり、                                                                                       現場でどのようなことが起これば、「うまくいった施策」といえるのかを
ディスカッションをする一方、皆さんの施策がどのように伝わっているのか?                                   誰がどのようにその情報を連鎖させているのか?
を分析をし、この枠組みを整えることの重要性をお伝えさせていただきました。

では、実際にどういったメッセージを伝えるのが良いでしょうか?
社長や経営層がどう伝えるかも重要ですが、

例えば、
メッセージを出すときに「あなたが」と言わず、
会社は「全員の」キャリアを応援していると伝える。

施策の打ち手そのものよりも伝わり方を考え、
伝えたいメッセージがより全員に受け入れられる言葉は何かを考えていくことを忘れてはいけません。

 

2、女性の活躍を促す、3つの前提

①ワークライフバランスからワークライフシナジーに進化させる
②女性が自分のライフイベントを踏まえた長期的キャリアを構築する
③男性が会社だけではない、家庭や他コミュニケーティを含めたキャリア感をもち行動していく

3つのポイントを講師から紹介いたしました。

現在のワークライフバランスは、育児や介護を行っている人が対象者となり、                                    ワーク・ファミリーバランスになっていないか。
大切なのは、ワーク・ライフバランスで対象者を全員にすることである。

女性活躍推進をすることで、女性に期待を寄せ、頑張って欲しいと伝えているが、                                家での負担は減らされていない現実がある。
家事や育児がある女性は、管理職になって仕事を増やそうと思えるのか?

男性のように働かないと管理職になれない時代は終わり、
「ライフイベントの違いがある」で認識を終えてしまわず、
理解・共感・行動を示すことが必要であり、
女性と男性のキャリア感の違いを正しく理解し、
キャリア形成の支援を公平ではなく公正にすること。

講師から発信されるメッセージに、皆さんうなづき、時に悩みながらも参考になる部分をメモにとられていました。


 

3、推進を促進する、キャリア支援力×コミュニケーション力の向上

社員一人一人の活躍を促すために、
キーマンとなるのは現場の上司たちです。
違いを強みに、キャリアを支援するためにも
武器となるコミュニケーションスキル
フォーカシング×ブリーフコーチングのスキルをお伝えしました。

フォーカシング:個人の問題解決
個人内の感情を理解し、何かもやもやとした感情を取り扱えるようになります。

ブリーフコーチング:個人間の問題解決
個人が問題ではなく、人と人との間の相互作用の中で悪循環が起きている、
と事を考えられるようになり、
コミュニケーション、組織構造、関係性の悪循環を
良循環に変化させていくコミュニケーションができるようになります。

講師による具体例や解説もあり、参加者の方々にも参考にして頂けたようです。

 


【参加者の声】実施後アンケートより抜粋

「メタメッセージの重要性が理解できた」

「研修の伝え方や会社と社員の関係構築必要という点が勉強になった」

「話しを聞くだけなく情報交換ができた」

「他社様の事例が今後のヒントになった」

「研修だけなく、制度、環境整備の大切さを改めて感じました」

 

 

【担当プロデューサーより】
ダイバーシティコンサルタント 生井さおり

「(男性・女性の)キャリア支援は、公平ではなく公正に行うことが重要である」
「女性活躍の鍵は、男性がどう活躍するかにある」
「結婚をして子供がいる人」「介護をしている人」を想定した分断施策と伝わるメッセージ発信はしてはいけない」

森川講師とWisHが、次に発信できる情報は何かをディスカッションした際に
森川講師より発せられたメッセージです。

・なぜ女性だけ研修に集められるの?活躍するのは、男性社員も同じでは?
・女性に対して差別があるというけれど、女性活躍推進とうたう時点で男性差別ではないか?
・私たちの施策は、本当にこれでいいのだろうか?

これらの課題をはじめ、施策推進のヒントに何かつながらないかと、
今回の目うろこセミナーを企画いたしました。

企画側が使って発信している言葉が、
分断施策のように伝わっていないか。
女性活躍を促すポイントとして
「男性が、会社だけではない、家庭、その他コミュニケーティーを含めたキャリア感を持ち行動する」
ことの必要性等をお伝えさせていただきました。

特に後者に関しては、
・男性管理職が女性部下の立場に理解を示し支援をする
・女性自身がライフを含めたキャリアを安心して描くことができるようになる
・男性社員の真の理解を得る

上記3点のためにも、男性がライフイベントを含めてキャリアを描くことが重要であると感じました。

女性が集まる研修では、
結婚や出産、介護など、ライフイベントを含めたキャリアを考えるワークがあります。
一方、総合職や男性の研修では、
「仕事」で何をするか、またはリーダー・管理職になるためにどうするか?と
いうメッセージで、キャリアを考えることが中心となります。

出産はなくても、結婚や子育て、介護といったライフイベントは男性にも起きる可能性はあり、
片方は人生を、片方は仕事にだけ強く焦点が当たるのは、不思議な話です。

私個人の話ですが、20代の頃、
女性の友人や同期とは、結婚や出産を含めた将来の話はしても
男性の友人や同期と、仕事以外の将来を語るという機会はありませんでした。
(結婚をして夫にり、父親になった男性に対しては、最近どう?という近況をうかがいますが、
ライフイベントが起きた前提でしか聞いてはいませんでした。)

これはあくまでも私視点の話ですが、
男性同士も、女性のように、結婚や親になることを含めた将来の話を、
いろいろな場面でしているのでしょうか・・・。

結婚や出産・子育て、介護という言葉を挙げましたが、
イベントの可否に関わらない多様な生き方が存在する今、
社会の一員としての自分、地域のコミュニティ活動における自分など、
仕事とは異なる世界での生活も存在し、そこでのキャリアを考えることも大切ではないかと考えます。

男性も女性も、働く=管理職になることが全てではなくなり
結婚や、親になる以外の選択もある時代だからこそ、
より一層仕事と、仕事とは関係のない世界、
この2つの軸で自分のキャリアを考え、男女ともに相互理解をすることは必要なのかもしれません。
同時に、自分を取り巻く家族や知人、協働者に対しても、ご自身がどのようなスタンスで関わるのか、
他者のキャリア実現にどのような力を貸すことができるのかを共に考えていくことも忘れてはいけません。
難しさも共有しながら、皆でよりよい社会を築いていくために、
本当の意味での理解・共感の探求が必要であるとあらためて実感しました。

keyboard_arrow_left 一覧に戻る

CONTACT US

お気軽にお問い合わせください。
お電話でもご相談を承ります
call 03-5369-3373
受付時間 9:00 - 17:30
お問い合わせ