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WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - イベントレポート
特別セミナー(ダイジェスト)
【イベントレポート】「一人の女性の小さな一歩が、やがて組織を変える!女性の強みを活かして組織に変化を起こす”セルフ・リーダーシップ”とは?」
2018.07.25

【イベントレポート】WisH株式会社 主催特別セミナー

特別セミナー「一人の女性の小さな一歩が、やがて組織を変える!女性の強みを活かして組織に変化を起こす”セルフ・リーダーシップ”とは?」




2018年7月10日(火)に、当社主催のセミナーイベントを開催しました。当日は「セルフリーダーシップ」をテーマに2つの講演と、自社のお取り組みをご紹介いただくパネルディスカッションを行いました。本記事では、レポート形式でイベント全体の様子をお伝えしていきます。

【講演1】“あなたはあなたのままでいてほしい”
(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 島田 由香氏)
島田さんからは「LEADERになる。LEADERである。」をテーマに、一人一人にスポットをあてるという観点で、
在籍するユニリーバ―でのご経験とご自身の想いをご紹介いただきました。

 

冒頭、「あなたはリーダーになりたいですか?」「あなたはリーダーですか?」
そして「あなたは何者ですか?」と3つの質問が投げかけられました。

この問いかけをし始めた時に「リーダーになる、リーダーである」が、スタートするのではないか
と島田さんはお考えになられているとのことでした。

 

「あなたはあなたのままでいてほしい」
という想いには、ユニリーバのロゴが大きく関係しています。
ロゴを見ると、25個のマークが組み合わさり「U」が作られています。
このロゴはダイバーシティを表していると島田さんは言います。

「自分ではない誰かにならなきゃ、別の存在にならなければならない、
という思い込みをもって仕事や生活を行っていないか?
Uをつくるには、あなたはあなたのままでいてもわらないと困る。
自分が自分であるということ、自分は違いのあるなかでどんな素晴らしいものをもっているのか、
そこに気が付いてほしいと思っています。」


 

どちらに意識を向けるか

まず、紹介されたのはアインシュタインの言葉です。
「『今まで通りのことをしていては、今まで通りのものしかえられない。』その通りですよね。
でも私たちは違うものがほしい。
もっとこうありたい、これもほしい、かわってくれたらいいのに」と。

「違うことをしてほしい。」
それこそが違う結果を得るため近道。
新しいチャレンジは怖いけれども、そんなときは意識する方向に目を向けてほしいと島田さんは伝えます。
怖い、恥ずかしいと思ってしまったことに目を向けるのか。
変わりたい結果に目を向けるのか。どちらに意識をむけますか。

また、「自分の違いをいかして、自分の人生を決めてほしい」
と島田さんは伝えます。
尊敬するチベットのロブサン・センゲさんの言葉「LIFE IS BONUS」もご紹介いただきました。

 

リーダーになる7つの習慣

「強みを最大化する」が習慣の1つめでした。
人は強みを使うために生まれてきた、と島田さんは言います。
また、講演でお伝えする内容で受け入れ難いことがあっても、
新しい知識を見聞きするチャレンジの場と思いながら聞いてほしいとも続けられました。

具体的な指針にそった島田さんのリーダー論は、
応援の言葉に変わって、参加者の皆さまに届いたことと思います。
さらに詳しい講演レポートは、後日公開予定です。

 

 

【講演2】私だから出来る、女性のリーダーシップ
(萩大島船団丸/株式会社GHIBLI代表 坪内 知佳 氏)


市場に魚を卸すのが一般的な漁業において、お店への直接販売を始めた坪内さん。
2つ目の講演では、水産ど素人の主婦坪内さんが、漁師集団を束ね、
慣習にとらわれない新たな手法を始めたとき、現場では何が起こったのか。
約8年間の軌跡をお話いただきました。


 

まき網漁業で生計を立てている萩市大島の漁師たち。
漁獲量は減る、経費は高騰、そんな現状をなんとかすべく結成された集団。
その代表に抜擢されたのが坪内さんでした。

 

生きるために働くということ

依頼を受けて、代表になろうと決めた坪内さん。
「この地域を守らないといけない」と感じたそうです。
ここ大島でここの漁師の人たちと水産に携われることが、
一生かけてやるにふさわしい仕事だと。
魚が獲れても獲れなくても、いつも笑いあって生きていた漁師たち。
その姿をみて、素直に羨ましいと感じたそう。

化学物質過敏症を発症していた坪内さん。
大学時代に余命宣告を受け「明日死んでも後悔はないのか」そう自問自答した経験。
また、代表に就任すると同時期に起きた東日本大震災。
「私の目の前にいる大島の漁師60人は、
俺たち一体これからどうなるんだ、と言っている。
自分たちがどうなるんだろう、であるなら、
福島の漁師さんたちは、もっとどうなるんだろうと思っている。
じゃあ前提がない前例を私たちがつくろうじゃないかと、ただそれだけです。」

 

 

自給自足でいきていけるこの島で

6次産業の認定も受け、少しずつ歩みを進めていく坪内さんたち。
新たな水産納品スタイル「水揚げから8時間で納品」が
できるようになるまでに、3年がかかりました。

若い人たちもどんどん出て行く島。
坪内さんは言います。「私たちがこの水産事業に取り組まなければ、
福島の被災地は愚か、私たちの島さえも消えてなくなるんです。」
当時の漁師さんからは反発もありました。
「海がしょっぱければ魚はいる。そう習ったから大丈夫。」
漁獲量が減り、単価も下がる現実を直視し、
取り組み始めた頃のエピソードを坪内さんはこのように話します。

「人って必ず成長できるんです。ゆっくり進んでもらえればいいと。
皆さんは、3歩進んで2歩さがると言われると思うんです。
でも彼らには3歩進んだら5歩さがれと言いました。
出来たと思っていても絶対ずっこける、そう思っていたので。
同じ進捗でも、5歩さがれば8歩の経験値がつめるんですよね。
すると、就職するまで成功経験を積まなかった彼らには、
うちで経験をつんで、経験値の帳尻合わせをしよう。そういう思いでいました。」

 

正面の位置

顧客が見つかり、取引が始まれば始まったらで、
今までとは違うやり方に戸惑いも生じます。

そんなとき坪内さんが語りかける上で大切にしていることは
「自分が正面だと思っている」という見方です。
「普通はこうで、今まではこうで、俺たちはこうで、
一生懸命要望を聞いてやってあげたのに、
なぜ受け入れられないのか。相手が悪い。」
伝えたいことが伝わらなかったのは、
もしかしたら、こういう理由があるのかもしれないと
角度を変え、自分の裏側・横側を疑ってみるようにしているとのこと。
また、個々のパワーの偉大さも伝えます。
個の歯車がかみ合えばパワーは
どんどん大きくなる、それが熱伝導のように伝わり、そして自分に戻ってくる、と。
「自分一人ぐらい、やってもやらなくても何も変わらない」
という考えにならず、伝え、取り組み続けた先に、
坪内さんの周りには大きな変化と成果がありました。

講演では、他にもエピソードをご紹介いただいています。
さらに詳しい講演レポートは後日公開予定です。

 

 

[パネルディスカッション]
女性の数も風土も違う。2社それぞれの女性活躍推進
(大日本印刷株式会社 労務部
働き方の変革推進委員会事務局 兼ダイバーシティ推進室 シニアエキスパート 金田 由美氏)
明治安田生命保険相互会社 人事部 ダイバーシティ推進室 主席スタッフ 小本 辰之亮氏)

 

パネルディスカッションでは、
大日本印刷株式会社の金田さん、明治安田生命相互会社の小本さんに登壇いただき、
ファシリテーションを当社代表清水が行いながら、
自社の現行制度と変化を紹介いただきました。

 

お取り組みの一環で職種統合を行うことは珍しいことではありません。
一方で、反発も大きく制度を上手く運用しきれていないケースもみられます。

明治安田生命では3年の月日をかけて丁寧に説明を行ったそうです。
社長の想いをかたちにした映像も配布。
職種統合の説明を勉強会形式で、上司に主催してもらい、
そこでは上司の方の想いも伝えていただくようにしたそうです。

 

大日本印刷では、女性管理職を増やす施策として、
女性社員とその上司の双方が主役のプログラムを実施しているそうです。
内容は違えど、比重は同じだけのプログラム。
部署ごとに風土の違いもみられるため、部署内の女性社員の生の声を聞いてもらうことも
取組みのひとつとなっています。
参加者である部長が施策を立案し、翌年に実行するというのも、
風土と社員に寄り添った自発型の取組みとして大きな特徴があります。

他にもメンターの必要性、推進担当者という当事者になって初めて分かったことなど、
惜しみなく情報と思いをお話いただいたパネルディスカッションとなりました。


 

こうして「セルフ・リーダーシップ」のキーワードのもと、実施された本セミナー。
オープニングとエンディングでは、
当社のメンバーが今このタイミングで感じている「女性活躍推進」について、
メッセージ動画もご覧いただきました。

それぞれの詳しい模様は、来週から順次レポートを公開いたします。(スケジュールは下記記載)
そちらも是非ご確認ください。

 




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