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WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - イベントレポート
WisH主催 目からウロコセミナー
【イベントレポート】介護と仕事の両立を支援する
「ケアボス」になるための6つのステップ
~他人事の介護離職を自分ごとにしてチームを
マネジメントする~
2019.01.28

【イベントレポート】WisH株式会社主催 女性活躍推進HRDセミナー 2019年1月16日

 

介護と仕事の両立を支援する
「ケアボス」になるための6つのステップ


~他人事の介護離職を自分ごとにしてチームをマネジメントする~

 

【講演者】L&C HAPPINESS 代表    リー寿美子(WisH プロフェッショナルパートナー)


今回は、介護問題について、管理職の皆さまが知っておくべき現状と制度等の基礎知識に加え、
ケアボスになるための6つのステップを知っていただき、
実際に部下との面談をする際の手順もロープレを通して体感していただきました。

 

 

【講師紹介】
L&C HAPPINESS 代表 リー寿美子
WisH プロフェッショナルパートナー
介護離職防止キャリアコンサルタント

◆経歴:

大学卒業後14年間ANA客室乗務員として勤務。
国際線チーフパーサー、主任として人材育成管理に従事、
ファーストクラス訓練のライン教官として教育にも携わる。
結婚、出産を経て、育児との両立を5年するものの、
母親が日本にいる必要性を感じ、転職を視野に退職。
その直後父の難病(脊髄小脳変性症)が判明し、
余命半年の宣告を受けて本格的な在宅介護を決意するも、
結果的に13年の介護生活に突入する。
子育て&介護のダブルケアをしつつ、
「このままでは私の人生が終わってしまう」という思いから、
キャリア支援講師として仕事を再開。

周囲の支援を受けながら心身のバランスを保ち、
相乗効果で父へ愛のある介護を最期まで続けられたという経験を持つ。
現在も要介護4の母の介護をしつつ、仕事との両立をしている現役働く介護者。(介護生活15年経過)
今は、研修講師として、介護を担う人が一人で抱え込み仕事を辞めていく、
自分を犠牲にしていく実状をゼロにすべく、
また父が19年闘った辛い難病生活が不運ではなく意義のあるものに変わるという信念で
「介護離職しない、させない、イキイキ働きながら介護できる社会つくり」を目指している。

 

◆資格:
国家資格キャリアコンサルタント/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
介護離職防止対策アドバイザー/メンタルヘルスマネージメント検定Ⅱ種
ビジネスマネージャー検定/女性労働協会認定講師/認知症サポーター
日本ホテルレストラン技能協会テーブルマナー講師
NPO法人日本サービスマナー協会アサーティブコミュニケーター

 

 

1、介護離職防止の取り組みの必要性について

今回のセミナー冒頭では、参加された企業様の介護について
企業の現場周辺で起きていることを共有、ディスカッションしていただくことから始まりました。



ディスカッション、発表を通して、各社が抱えている現状、
問題、課題などを知ることができたのではないかと思います。

講師からお伝えした大切なポイントとしては、
まず第1段階として、現状把握から始めるとありました。
上司との面談の時間にあらかじめ、介護について触れる時間を設定するなど、
工夫することの大切さのお話もありました。

制度の周知、初動の大切さ、事前準備など
実際に取り組まれ成功している企業様の実例や

データーを参照しながら、
これから起こり得る超高齢者社会問題、それに伴う介護、離職問題についても
講師より詳しい説明をしていただきました。

講師から発信されるメッセージに、皆さんうなづき、
参考になる部分をメモにとられていました。

 

 

2、介護の心構え


ワークを通じて、介護の理解度を深めていただく時間もありました。

介護に携わる可能性を見える化することにより、
自分の介護する可能性、誰に協力をしてもらうことができるのか、などがわかってきます。

また、グループディスカッションを行うことで、
オープンに話せる企業風土づくりの大切さもご理解いただき、
自分事として捉えていただけたのではないかと思います。

 

 

3、管理職が面談を行うときの心構え

始めに、効果的な質問の仕方、意識を向けるポイントなど、
面談で、どのようなポイントで話をしたらよいのか、気を付けることは何か。
大切なポイントひとつ、ひとつについて、講師より説明がありました。


 

更に深く、離職を防止するために必要な
ケアボス6つのステップの解説がありました。

ステップ1:意思の確認
ステップ2:両立課題の捻出と整理整頓
ステップ3:情報提供
ステップ4:働き方の提示
ステップ5:職場のフォロー
ステップ6:定期的なフォローと緊急時の対応

 

ステップごとに、具体的な事例を交えながら、
知っておくべき現状と課題にどう言葉がけをし、対処していけば良いのか。
また、会社ができる支援、環境作り、制度等の基礎知識に加え、
介護サービスの利用や専門機関への相談の流れなど、直ぐに活用できる情報もたくさんお伝えしました。

 

参加者の皆さんも、たくさんの情報を真剣にメモされていました。
どの情報もとても参考になったのではないかと思います。

 

 

4、面談ロールプレイ体験



面談シートを使用して、面談のロールプレイを実際に体験していただきました。
実際に上司、部下との面談ワークに取り組み、オブザーブの方からもフィードバックをもらえたことで、
現場での実践の一歩につながったのではないかと思います。

 

【ワーク体験を実践しての受講生の感想】

「相手の立場にたつことは大事だと気づいた。」

「話しやすい雰囲気は大切だと思った。日々の人間関係ができていないと、
いきなり面談の時だけ、寄り添ってもダメだと感じ、日々のコミュニケーションが大事だと思った。」

 

介護問題は、なかなか問題が顕在化しない難しさがあると思います。
多くのわかりやすい事例と共に解説もあり、
改めて、制度の周知を含むメッセージ発信の大切さ、
施策の重要性を理解し、参加者の方々にも参考にして頂けたようです。

 

 

 

【参加者の声】実施後アンケートより抜粋

「ダイバーシティ推進のkeyは上司であると思っており、
その上司に向けた具体的な内容を教えて頂いて、大変有意義であった。」

「管理職向け研修としてロールプレイが行えるのは良いと思った。」

「経験談をふまえた説明で説得力があった」

「社員の家族介護への企業としての対応の理解、必要なポイントの説明が良かった」

 

 

【担当プロデューサーより】
ダイバーシティコンサルタント 藤原快瑤

今回は、ダイバーシティ推進のなかでも、
介護離職防止のための「ケアボス」というテーマに関心がある皆さまが
お集まりくださり、セミナーにご参加くださいました。

今回参加くださった企業の皆さまの中では、
社内でヒアリングなどを実施されているところもありましたが、
介護が発生している社員がいるであろうこと、
また今後増え続けるであろうということは明らかであるにも関わらず、
まだまだ社内で家族の介護のことを話しにくいためか、
企業の現場で問題が顕在化していないのが現状のようでした。

そのような中でまずは、介護のことを語っても大丈夫なんだという企業風土づくりが必要であり、
そのために管理職が介護の基礎知識について知ること、
支援するんだというケアボス・マインドセットを携えること、
そして企業としての制度等の周知を含めたメッセージの発信の重要性をお伝えさせていただきました。

実際に部下から相談を受けた際の面談ロープレの練習もありましたが、
寄り添うことの難しさと大切さを感じられる時間となったようでした。

これから10年後といわず、5年後、いや3年後には
働き盛りの人材が、或いは自分自身が
今の時点では想像していなかった介護に直面する可能性は低くはありません。

企業側にとって、コア人材が何も言わずに去って行ってしまう前に、
介護離職防止の施策もダイバーシティ推進の一環として、
お取り組みの先手を打っていかれることをお勧めいたします。

多様な働き方が許容され、様々な人財が活かされることによる企業価値の向上に向けて、
弊社がご支援させていただけることがございましたら、
お気軽にご相談くださいませ。

 

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