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WisHメディア「ダイバーシティ Café」 - イベントレポート
WisH主催 目からウロコセミナー
【イベントレポート】
”現場力”のある女性管理職を育てる5つの新秘策
~巻き込み型で長く働き続ける
女性リーダーを育成するPBLデザイン~
2019.11.13

【イベントレポート】WisH株式会社主催 女性活躍推進HRDセミナー 2019年7月4日

”現場力”のある女性管理職を育てる5つの新秘策
~巻き込み型で長く働き続ける女性リーダーを育成するPBLデザイン~

 

 

【講師】Office 6/8 代表 鴻池亜矢 (WisH プロフェッショナルパートナー)

そろそろ女性活躍推進の施策に行き詰まり感を感じていませんでしょうか。
或いは、成果につながる女性リーダー育成のあり方について悩んでいませんか。

真に活躍できる女性を増やすには、
彼女たちを管理職に上げて終わりではなく、
管理職として活躍するために必要な意思決定力、グループでのリーダーシップ、
プロジェクト・マネジメント力を醸成することが欠かせません。

今回のセミナーは、
現場力を高める「プロジェクト・ベースド・ラーニング(以下PBL)」を用いて、
具体的な女性活躍支援の事例を交えながら、
プロジェクトデザイン(設計)のポイントや運営の秘訣をご紹介させていただきました。

 

 

【講師紹介】
Office 6/8 代表 鴻池亜矢
WisH株式会社 プロフェッショナルパートナー

 

◆略歴:
東日本電信電話株式会社に入社し法人営業を担当後、
「フレッツ・サービス」の開発を担当。
その後人材紹介会社でのキャリアコンサルタント・業務企画、
株式会社富士ゼロックス総合教育研究所、
株式会社ToBeingsのコンサルタント職を経て独立。
現在はファシリテーター、コーチ、カウンセラーとして
企業の人材開発・組織開発支援を行う。
富士ゼロックス総合教育研究所在籍中に、
南山大学大学院教育ファシリテーション専攻を修了。

 

 

これまでに2000名以上のマネジャーに研修を提供。
その他、次世代リーダー育成や女性活躍推進においては、通信キャリア、地方銀行、証券会社、
電機メーカー、化粧品会社など多種多様な業種に対して、
プロジェクト型デザインでの施策をのべ50件ほど実施してきている。
近年はIntercultural labというプログラムを用いて、
海外でのダイバーシティ&インクルージョン施策や組織開発を行っている。

◆資格:
MBTI協会 認定ユーザー、米国PMI Project Management Professional
米国CCE,Inc認定、GCDFキャリアカウンセラー
日本産業カウンセリング協会 産業カウンセラー
生涯学習開発財団 認定コーチ

 

 

1、女性活躍推進の考え方

今回のセミナー冒頭では、
自己紹介も兼ねながら、職場のイメージを自分自身も入れて描いていただく
簡単なワークをしていただくことから始まりました。

 

クレヨンを使用して行った自己紹介ワークは、
Transactional Analysis​の理論に基づき、理由と目的がきちんとあります。
なぜクレヨンを使用するのか、そこにはどんな理論と意図があるのか、
それによってどんな効果があるのか。
なぜ、絵で表すのか。
冒頭から深い学びと気づきを体験頂きました。

 

その後、セミナーは女性活躍推進の考え方のお話からスタートしました。

「女性だから違うよね」「女性だからここ気を使った方が良いね」などとよく耳にします。

そもそも、基本的には全員異なっています。
性別役割だけではなく、学歴、育った環境、文化など全員が違っています。
一人ひとりの働き方、一人ひとりのパフォーマンスの上げ方などを尊重することが大切です。
そのためには、一人ひとりがもっと自分のことを考える場を持つこと、提供することが必要になってきます。

また、「平等」をどうしても目指しがちになるが、「公平」を気にしていくことがポイントです。
公平かどうか、そこに納得感があるかどうかが大切。
そして、女性活躍推進に焦点を当てるのであれば、
身体の違い、女性の特性が違いなど、物理的な違いに焦点を当てるのではなく、
女性は、男性よりも機会、チャンス、学習の機会が少ないことにより、
経験からの学びの質などの差異が生まれていることに意識を向けることが大切とのことです。

 

 

2、女性活躍に効くPBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)

 

なぜ、女性活躍推進にPBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)なのか?

以下のような課題、お悩みをよく聞きます。
・施策が一巡してしまい、次に何に取り組むのか不明瞭
・やってもやっても状況が変わらない​
・施策を実施しすぎて、女性リーダー層に疲れが出ている
・女性管理職から降格したいという声が上がっている

これらのお悩みが、PBLの以下特徴で解消されていくケースが多い。
・セルフ・グループ・プロジェクトのマネジメントについて​、実践を通して学ぶことができる​。
・周囲を巻き込むため、女性活躍推進への参画意識が上がる。
・トランザクティブ・メモリーが増えて長期・短期キャリアが​充実する。​

 

PBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)は、実践をとても大事にしています。
自分たちでテーマを設定してプロジェクトを立ち上げて、計画をつくり、運営し、成果を生み出す。
このプロセスを通してマネジメントに必要な能力を身につけていくため、
日常に変化が起きてきますので、施策の効果がでてくるのです。

 

 

3、失敗しないPBLデザインのための秘訣​

PBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)は、設計7割、運用3割と言われ、設計がとても大事。
設計は、計画をちゃんと立てるということではなくて、
どんな要素を取り入れていくのか、どんなテーマ設定にするのかということがとても大事。

そのための、プロジェクトデザイン(設計)のポイントや運営、
失敗しないPBLデザインのための5つの秘訣を一つひとつ詳しくお話いただきました。

 

・秘訣1:3つの方向のバランスをとる:「女活密室化」への対策
・秘訣2:3つのマネジメントレベルを網羅する:「リーダーシップの持ち腐れ」への対策
・秘訣3:自己組織化を徹底する:「依存とやらされ感」への対策
・秘訣4:アジャイルで設計する:「計画どおりに効果が出ない症候群」への対策
・秘訣5:S&S(Small steps and Support)で展開する:「計画倒れ」と「大炎上」への対策

 

女性活躍推進施策と言われていますが、
女性だけが活躍するのではなく、全職場の全ての人が活躍しているのがベスト。
そのためには、色んな方向に向けたプロジェクトにしていることが最も大切であり、
女性が活躍するには、むしろ女性以外の努力要素の方が重要で必要となってきます。
「女性以外の人を巻き込むようなデザインができているのか」がとても大切となってくるのです。
また、必要となる3つのマネジメント力を鍛えていくことも大切です。
そして、効果的な問題解決を行うには、その結果や取り扱っている議題そのものだけでなく、
その背景にある「プロセス(関係的過程)」を観ていくことが必要となります。​
よい「プロセス」は、よい「コンテント(≒結果・業績)」を産みます。​
そのため、マネジメントがこの「よいプロセス」が起こってくるよう、
メンバーに働きかけることが効果的になってくると講師よりお話がありました。
講師から発信されるメッセージに、
皆さんうなづき、参考になる部分をメモにとられていました。

 

 

4、PBL事例紹介

複数企業合同で実施した施策をご紹介させていただきました。
課題や炎上したときの問題点、実際にどうやって進めていったのか。
そして、どんな変化、効果がもたらされたのか。
取り組んだ内容を詳しく講師よりお話がありました。
よりPBLの活用した施策がイメージできたのではないかと思います。

 

 

 

 

【参加者の声】実施後アンケートより抜粋

「考え方や見方に対して、新しい発見ができて良かったです。」

「ダイバーシティの考え方が目からウロコでした。」

「具体的に何をしていくかが見えてきました」

「実施しようと思っているプロジェクトに関し、モヤモヤしていた点が解消しました。」

「女性含む、社員自身のキャリアへの自己責任感、マネジメントに対する認識へのアプローチとして参考になった」

「内容が具体的、炎上するプロジェクトのポイントも話してくれた」

「PJの進め方、注意点など参考になる内容が多くあった」

「自分のやっているプロジェクトに関しての疑問のヒントがたくさんありました」

 

 

【担当プロデューサーより】

ダイバーシティ&インクルージョンコンサルタント 藤原快瑤

今回のセミナーは、通常の「目からウロコセミナー」と一味異なり、
研修そのものをご体験いただく時間よりも
人事・ダイバーシティ推進ご担当の皆様に
女性活躍推進、女性リーダー育成のプロジェクトや取り組みを進めるにあたっての
具体的な設計のポイントや失敗しないコツなど学んでいただく時間が多い会でした。

3時間という短い時間でしたが、
この時間自体が講師と参加者とがキャッチボールしながらインタラクティブに創っていく時間となり
満足度の高いセミナーとなりました。

資料上は一見あまり変わらない研修プログラムであったり、プロジェクト型の施策だったりしても、
企画サイドのちょっとした関わり方、テーマの設定切り口一つで
その影響と成果には大きな差が出ます。

そして、現場のためになる施策づくりのポイントの一つはいかに周りを巻き込むかが
キーであると改めて感じた時間でした。

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