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女性を活かせる上司って、どんな上司?

2015.06.30

こんにちは、WisHスタッフの杉浦です。

梅雨に入り、毎日スッキリとしないお天気が続きますが、

皆様体調は大丈夫でしょうか。

 

611日に、ワーキングマム・プロジェクト 第11回研究会を開催致しました。

今回は、実践女子大学人間社会学部・准教授の松下慶太 氏をゲスト講師にお招きし、

 

【女性を活かせる上司って、どんな上司?】をテーマに、盛り上がりました!

 

ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

こちらでもどんな内容だったのか、ご紹介させていただきます!

 

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■女性活躍推進に、なぜ上司が重要?

女性社員の活躍を阻むのは、今や「本人の意識/制度よりも、

職場=風土(周囲の人達)の問題が大きい」という話が、

松下先生から冒頭にされました。

風土を変えていくには、周囲の人と女性自身の考え方や意識を共有することで、

職場の共同性を生み出していくようにする…ということでしたが(早くも結論?)、

そう簡単には実現しそうにありませんよね?

 

なぜなら、例えば「女性活躍」の考え方にしても、

 「チャンスを男女平等に与えることが大事」

 「そもそも既に女性は差をつけられているのだから、機会は女性にたくさん与えなくては」

 

と、企業によって、あるいは同じ社内でも、考え方に差があるからです。

ギャップがある中で、互いにギャップを認識せずに日々過ごしているのが現状ではないでしょうか。

 

また、別の切り口として「職場とコンテクスト」という考え方も紹介されました。

「コンテクスト」とは、「文脈」や「関係性」という意味ですが、

一般に日本企業は「高コンテクスト」な職場が多いそうです。

仕事をするのに、過去からの文脈が大事だったり、

密な人間関係が元になっている、ということですね。

この事実は、特に、働き方に制限のあるワーキングマザーには厳しいところです。

文脈の理解に割ける時間は少ないし

人間関係を築く(と言われる)時間外のコミュニケーションができないからです。

 

認識の違いを共有していったり、

職場のコンテクストを左右するキーパーソンが、上司です。

つまり、実際の職場で女性社員の活躍を促進するも阻害するも、

上司のあり方が非常に影響度が高いということです。


■ある企業事例

この上司の影響度合について、

ある企業での調査事例が松下先生から提示されました。

女性が活躍する上で、気になる結果をピックアップしてみると…

 

女性の働き方についてのいくつかの質問で、

管理職とメンバーのスコアに差がある項目がいくつもあったそうです。

同じ職場にいるはずなのに、

「うまくいっている」と思う上司と、「なかなか難しい」と感じている部下たち。

上司がそもそも職場の実態を把握できているどうかが、怪しいところというわけです。

 

また、「上司の支援」の有無についての質問に対して、

「比較的自由にさせてはくれているけど、精神的な支えにはなってくれない」

という結果がありました。

仕事なので一見まっとうかもしれませんが、

周囲との和を重んじたり気遣いの多い女性に、

男性同様のこういう対応でよいのでしょうか?

 

■ワークショップ

研究会の後半では、職場の風土のカギを握る「上司」について、

より具体的な行動レベルでの改善を考えていきました。

自社の男性上司に見られる行動のGOODBADを書き出し、

どのような傾向があるのか、

それについてどう捉えたらいいのか、

をグループごとに話し合いました。


BADについては、すぐに手が打てることばかりではなかったかもしれませんが、

まずは現状把握からですね。

そして、他社の現状も参考していただけたのではないかと思います。

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次回の開催は決まり次第このブログでもお伝えいたします!

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