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【第13回研究会】「先輩に聞く!ワーキングマザーとして、キャリアの充実、どう進めていく?」を開催しました!

2016.01.29


こんにちは、

WisHスタッフ杉浦です。


2015年12月10日に、株式会社パルコ・シティ吉本明加様をゲスト講師に迎えて

「ワーキングマザーとして、キャリアの充実、どう進めていく?」をテーマに

第13回研究会を開催いたしました。



ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

当日の内容をこちらでもご紹介いたします。


***


【1】働き方の3つの志向

①ビジネス重視型 ②バランス重視型 ③プライベート重視型

働き方には大きく上記の通り3分類されるが、育児中の女性は変動期(子どもが10歳くらいまで)に様々なタイプを行ったり来たりする。

吉本様自身も変化を繰り返して、現在は②バランス重視型8割、①ビジネス重視型2割の働き方になっている。


【2】Career~何のために仕事をするのだろう?どう生きていきたいのだろう?~

「Career」の語源は、自分たちが歩んできた道、自分の人生そのもの。仕事を通じてどのように生きていくかが大切。

「あなたがいないと困るから、やりたいようにやって」と会社から言われる存在になれば、働き方は自分で選べるようになる。仕事で生き方を選択できるように、仕事の主導権を取ることが重要である。


【3】「仕事も家事も」生産性を高める時間の使い方

タスクに要する時間を細かく見積もり、業務の段取りや自分と他社の両方の役割分担をする。

進行状況の確認を随時行って、時間内にできているか否か、自らを管理をする習慣を付けるようにする。



【4】バランス重視型の働き方を継続するために、ネットワーク構築をする

・育児のサポート環境を整えるため、親戚を巻き込む。

・「WIN-WIN」の関係を築ける外部パートナーを増やす。

・前向きな人といる時間を長くつくる。

・「どんな人に会いたいか」「どんな人と仕事をしたいか」を周りに伝えておく。

・「誰か」に「何か」をしていただいたら、必ずそれ以上のお返しをすることが重要。


【5】成長するためにしたこと

①Planned Happenstance Theory「計画された偶発性」理論から

予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限に活用することが大切。

②コンフォートゾーン/パニックゾーン

コンフォートゾーン(快適空間)から、パニックゾーン(混乱空間)に踏み出すことで、「対応力」と「人脈構築」が成長していた。


【6】管理職や人事担当者としてこれから考えるべきこと

自分自身のキャリア観を確立させること、長期的なキャリアを考えさせることが大切。


【7】ドリームマップについて

・目標達成のためのビジュアルツール「ドリームマップ」が大切にしていることは「夢を描くこと」、「夢を信じること」、「夢を伝えること」。

・ドリームマップの4つの視点は「自己(物質)」「自己(精神)」「他者」「社会」。

・仕事をする上でも大切なのは、目標を達成したときに得られるそれぞれの視点での理想。

・女性が活躍するために、また「自分の取扱説明書を作る」という意味でも、ドリームマップは有用。


【8】質疑応答


Q.現在短時間勤務をしており、子どものケガや病気で部署に迷惑をかけて、申し訳ない気持ちばかり。

  周囲とのコミュニケーションの取り方や、もっと仕事をやりたい気持ちの対処法を教えてほしい。


A.自分は、退社時間までの間に、100%のものを120%、150%に高めていく、そういう努力をしていた。申し訳ないという気持ちは、人なら誰でも持つもの。自分が抱えている仕事だけでなく、部署全体での仕事、会社全体に関わる仕事を意識すると、少しは楽になるかもしれない。短時間であっても、会社のミッションにきちんと貢献できていると思うこと、自分が貢献できているものはこれだ!ときちんと認識すること。それによって自分に自信を持つのも必要なこと。

また、自分は「ママ」の顔を隠さないでやってきた。社内の子ども好き、お世話好きそうな人を味方につけ、子どものことも含めて「自分」をわかってもらうようにしていた。職場で、仕事の部分だけを見られるとバランスが取れてないとなるかもしれないが、子育ても含めての自分である、とするようにしては。

チーム力を高めるよう力を使うことが大切。自分が早く帰る時、他の人が気持ちよく、ストレスなくできる環境を整えるようにする。


Q.小1の壁を感じた?


A.中学受験の壁のほうが大変だった。小1の壁は、環境変化としてはあっても、(学童などの)仕組みとしては整ってきていると思う。受験のほうが(ワーキングマザーにとって)仕組みとして整っていない。中学受験が一番きつかった。忙しいので、塾の送迎まで手が回らない。一番大変なのはお弁当。子どもは気にしていないのに、塾側が「温かいご飯が合格につながります」とか言うので、ずっとお弁当に振り回されてしまった。


Q.短時間勤務で周りの人とのコミュニケーションが難しいと思った。うまくいかない時はどうしたらいい?


A.部署を超えてネットワークをつくることが大切。横や斜めの関係づくりをすることで、上長とうまく行かない時は、その横のラインの人に、サポートしてもらうことができる。自分は管理職なのに定時で帰る時期があった。その時に、自分が不在時に他部署のマネジャーに自分の部下をフォローしてもらう仕組みも作っていた(「里親制度」と言っていた)。


Q.育休中の社員のフォローの仕方は?


A.(対面ではなく)間接的なやり方が多い。会社側からのプッシュというよりは、自分からアクセスして見に行くスタイルのところが多い。気になることがあれば聞けるよう、連絡先を開示しておく必要がある。1ヶ月に1回電話したり、6ヶ月したら赤ちゃん連れでもいいから会社に来てというところもある。復職前の面談は、人事と上司の三者面談が一般的。人事側も、社員面談では育休中の方にも必ずお会いしている。ワーキングマザーの会を定期的に開催したり、セミナーなどを育休中の方にもご案内したりしている。



ワーキングマザーのキャリアの充実を描くために、より自分自身の管理(内部管理)と他者管理(外部管理)をすることが重要である、と気付かされた研究会でした。

ワーキングマザーであることで周囲に遠慮することはなく、考え方や、仕事のやり方ひとつで何か変わるものがあるのかもしれません。


***


次回の研究会の開催は、3月15日(火)に開催予定です。

詳細は後日ブログでもご案内いたします。


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